ルルシーヌ


2004年のオープン以来、地元のパリジャンたちのお気に入りビストロとなっている「ルルシーヌ」。旅行者にはあまりなじみのない界隈ですが、ちょっと足を伸ばしてでも価値のある1軒です!
シェフのシルヴァン・ダニエールは「レガラード」で、あの名シェフ、イヴ・カンドゥボルドのもとで修行を積んだひとり。その後、左岸の人気店「レピ・デュ・パン」を経て、自分のお店をオープンしました。レストランというよりカフェやビストロを思わせる店内は、パリらしいバーカウンターのある気軽な雰囲気。料理は壁にかかげられた黒板メニューから選びます。前菜、メイン、デザートとそれぞれ5品ずつに加え、その日マルシェで仕入れた珍しい旬の食材を使った特別メニューもあり、毎日通っても飽きることのない新鮮な顔ぶれが並びます。
まずは、前菜の前に必ずサーブされるアミューズ。この日は、ホイップクリームのように柔らかなアスパラガスのムース仕立て。

前菜に選んだルルシーヌ風ガスパッッチョはシャキシャキ、コリコリ、カリカリと細かく刻んだいろんな夏野菜の歯ごたえと、さわやかなスープのどごしが夏にぴったり(写真はスープを注いでもらっている途中です。美しく盛られた野菜を撮りそびれてしまいました!)。メインは仔牛の胸肉の蒸し煮。ベーコンで巻いたお肉は外はカリッと、中はフォークでほぐれるほどのやわらかさ。丸ごと焼いたガーリックとさっぱりとしたソースがアクセントになって最後まで楽しめます。付け合わせのジャガイモ(おいしいRatte du Touquetという品種)もエシャロットと軽くポワレされていて美味。2品でもボリュームたっぷりなのですが、欲張ってデザートも。チョコレートのプラリネケーキ、ミルクとミントの自家製ソルベ添え。ミルクとミント?とちょっと不安だったものの、相性ぴったりでうれしい驚きでした。
気取らない雰囲気、洗練された味と盛りつけの料理に加え、このお店の人気の理由はリーズナブルなお値段。この質で2品コースが24€、3品でも32€という良心的な料金設定はこの界隈だからこそ(ちなみにコーヒーは3€でした)。繰り返し言いますが、足を伸ばしても満足できるとっておきのレストランです! (-07-06)   L’Ourcine
ルルシーヌ
92 rue Broca 75013 01 47 07 13 65 Les Gobelins 7番線 徒歩4分 火~土 12:00~14:30/19:00~22:30 日・月・祝日 2品コース24€(平日昼のみ)
3品コース32€ VISA

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