パリの日曜日06. パリの墓地


日曜日はブティックもレストランも軒並みお休みだし、何をして過ごそうか・・・と途方にくれている皆さんに、カイエ流素敵な日曜日の過ごし方を提案します。
第6回目は、パリの墓地。(-10-18)

11月1日は諸聖人の祝日
、Toussaint(トゥーサン)。日本のお彼岸と同じように、フランスではこの時期、お墓参りをする習慣があります。フランスの墓地におどろおどろしい雰囲気はまったくなく、どちらかというと緑の多い静かな公園という趣。枯葉の舞う秋はとりわけ美しく、ぜひ時間を見つけて訪れたいところです。

パリの墓地めぐり、というとやはり有名人のお墓を見に行くのが目的の方も多いでしょう。入口にある事務所では無料で案内図がもらえる*ので、それを参考にして探すことになりますが、看板などが立っているわけで
も、すべてが道沿いにあるわけでもないので目当てのお墓を見つけるのが意外と難しい!時にはお墓とお墓の間を通って、奥まで行く勇気も必要です。
どちらにしても、芸術作品のような美しい墓石や、亡くなった方のお名前や生まれた年を眺めながら散策していると、それだけで何とも言えない安らぎを感じてきて、有名人のお墓探しは二の次になってしまうもの・・・。また、キリスト教だけでなく仏教、ユダヤ教のお墓もあるのでそのあたりにも注目してみましょう。


公園のような趣、とは言いましたが、もちろん墓地であることに変わりはありませんので、静かに見学が鉄則です。ピクニックやアルコールを飲むことも禁止されています。

それでは、パリ市内の三大墓地、モンマルトル、モンパルナス、ペール・ラシェーズをご紹介します。

*事務所は土日やお昼時は閉まるので注意。
ただし監視員の方にダメもとで聞いてみると案内図をくれることもあります。下記に案内図PDFファイルへのリンクを記載するので
心配な人は事前に印刷してもっていきましょう

 
墓地の上を道路が通っているのにちょっとびっくりするモンマルトル墓地。3つの中で最も新しい1825年に作られた墓地なのに、一番ひなびた感じがして雰囲気があります。さすが、モンマルトルの丘に接しているだけあって起伏が激しいのも特徴。
適度な大きさなので、時間のない人もモンマルトル観光の後に立ち寄ってみるとよいでしょう。
やはり訪れる人が多いのはモンマルトルの住民でもあった歌手ダリダのお墓。いつもたくさんの花でいっぱいです。入口からすぐ右手の階段を上がって進んだ奥にあります。
  最寄
メトロ:
Place de Clichy 2、13番線
Blanche 2番線、徒歩3分 入口: Avenue
Rachel突き当たり
rue Caulaincourtは上を通っていて墓地には入れないので注意。 時間:
3月16日~11月5日

月~金8:00~18:00
土8:30~18:00
日祝9:00~18:00
11月6日~3月15日
月~金8:00~17:30
土8:30~17:30
日祝9:00~17:30
ただし、事務所は
月~金8:30~12:30、14:00~17:00のみ

モンマルトル墓地案内図(PDF) 主な有名人のお墓(職種、案内図番号) 4-1 ドガ(画家) 9-3 オッフェンバック(作曲家) 18-3 ダリダ(歌手) 19-3 エミール・ゾラ(作家) 20-3 ベルリオーズ(音楽家) 21-8 フランソワ・トリュフォー(映画監督) 22-2 ギュスターヴ・モロー(画家) 29-2 ミッシェル・ベルジェ(歌手) 上に道路が通っていて
びっくり
立派な彫像が立つ
ダリダのお墓
ミッシェル・ベルジェ
墓石が隠れるほどのお花
ドガのお墓は
自画像つき
  モンパルナスタワーが見下ろすモンパルナス墓地は1824年に作られました。起伏がなくて周囲を見渡すことができるうえ、通路が碁盤の目のようになっているのですっきりとした印象。でもなぜか、地図を見てお墓を探すのが一番難しかったのはこの墓地でした。ここで訪れる人が多いのはやはり、セルジュ・ゲンズブールのお墓でしょう。お花だけでなく写真やメッセージ
、Gitanesの箱などファンの思いのこもった供え物
があふれています。また、デビュー曲である「リラの門の切符切り」にちなんでか、メトロのチケットがたくさん置かれているのも印象的でした。
やはりモンパルナスだけあって、芸術家のお墓が多いですね。
  最寄
メトロ:
Edgar
Quinet 6番線、徒歩1分
Raspail 4、6番線、徒歩2分 入口: Boulevard
Edgar Quinet 時間:
3月16日~11月5日

月~金8:00~18:00
土8:30~18:00
日祝9:00~18:00
11月6日~3月15日
月~金8:00~17:30
土8:30~17:30
日祝9:00~17:30
ただし、事務所は
月~金8:30~12:30、14:00~17:00のみ

モンパルナス墓地案内図(PDF) 主な有名人のお墓(職種、案内図番号) 1-4 セルジュ・ゲンズブール(歌手) 3-4 セザール(彫刻家) 7-4 マン・レイ(画家/写真家) 8-7 ザッキン(彫刻家) 11-6 シャルル・ガルニエ(建築家) 15-5 ブールデル(彫刻家) 20-1 シモーヌ・ド・ボーヴォワール(作家) 21-1 マルグリット・デュラス(作家) ジャン=ポール・サルトル(哲学者) 26-3 ギー・ド・モーパッサン(作家) モンパルナス・タワー
のすぐそば
サルトルとボーヴォワールはお墓でもパートナー 今も愛される
セルジュ・ゲンズブール
シンプルな中に味がある、デュラスのお墓 1804年に作られたペール・ラシェーズ墓地は、100万人が埋葬され、毎年200万人が訪れるパリ市内最大の墓地。ショパンやバルザック、
エディット・ピアフなど世界的に有名な人物だけでなく、パリ市内の通りの名前やメトロの駅名になっているようなフランス国内の著名人のお墓もとても多いです。
パリ20区、旅行者には馴染みのない地区にありますが、わざわざ訪れる価値のある場所と言えるでしょう。
  最寄
メトロ:
Philippe
Auguste 2番線、徒歩1分
Pere Lachaise 2、3番線、徒歩1分 入口: -正門はBoulevard Menilmontant
-アマンディエ門はBoulevard MenilmontantとAvenue
Gambettaの角 時間:
3月16日~11月5日

月~金8:00~18:00
土8:30~18:00
日祝9:00~18:00
11月6日~3月15日
月~金8:00~17:30
土8:30~17:30
日祝9:00~17:30
ただし、事務所は
月~金8:30~12:30、14:00~17:00のみ

ペール・ラシェーズ墓地案内図(PDF) 主な有名人のお墓(職種、案内図番号) 4-3 ロッシーニ(音楽家) 6-1 ジム・モリソン(歌手) 11-5 ショパン(音楽家) 24-2 コロー(画家) 25-1 ラ・フォンテーヌ(作家) 26-2 ドーデ(作家) モリエール(劇作家) 48-1 バルザック(作家) 44-1 イヴ・モンタン(歌手) 49-2 ドラクロワ(画家) シモーヌ・シニョレ(女優) 68-1 ビゼー(音楽家) 70-1 カイユボット(画家) 85-3 プルースト(作家) 86-1 アポリネール(詩人) 89-4 オスカー・ワイルド 96-1 モディリアニ(画家) 97-8 エディット・ピアフ(歌手) 常にお花が絶えない
ピアフのお墓
ロッシーニのお墓 オスマンのお墓も
オスマン様式!?
緑が多くて気持ちの良い
環境
 

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