第5回目は、パリに来たら必ず一度は訪れたいヴェルサイユ宮殿。(-10-04)







ルイ13世が狩猟用に使っていた城館を17世紀にルイ14世が現在のような絢爛豪華な宮殿へと生まれ変わらせたのがヴェルサイユ宮殿(Chateau
de
Versailles)。漫画の「ベルサイユのばら」に始まり、最近ではソフィア・コッポラの映画「マリー・アントワネット」の舞台にもなったこの宮殿のことを知らない日本人はいないと言っても過言ではないでしょう。
無料のオーディオガイドや各種パンフレットはすべて日本語版があるので、とても便利です。年3月現在、公式サイトには英語バージョンのみです。
そんなヴェルサイユの敷地はとにかく広大で、見どころもたくさん。時間に余裕があるならすべてを見学するのが一番ですが、そうでない方のために、
このページではカイエ・ド・パリの独断と偏見で優先度をつけてご紹介していきます。
まずはインタラクティブマップを開いて、全体像を把握してから、次に進みましょう。
【年5月追記】
ヴェルサイユ宮殿とMMF(メゾン・デ・ミュゼ・ド・フランス 銀座7丁目)が共同で、ヴェルサイユ宮殿美術館の日本語コンテンツ(ポッドキャスト配信)を制作。自分のパソコンにmp3ファイルをダウンロードしたり、ポッドキャストでiPodに落として持ち運ぶことができます。

とにかくいつも混雑しているヴェルサイユ。事前に入手しておけば、チケット購入で並ばなくてもいいので時間の節約にな
ります(→前売り券の買い方はこちら)
。
歩きやすい靴で行く
庭園や離宮もヴェルサイユの大きな見どころのひとつ。ヒールのある靴では辛いです。
ミニ電車やレンタサイクルを活用する
大運河や大トリアノン、小トリアノンまで足を延ばす場合、歩いて往復するとかなりの距離になります。たとえ足に自信のある人でも、行きはミニ電車を利用して帰りは歩くというのがベストでしょう。
(→敷地内の移動手段についてはこちら)
トイレを見つけたらすかさず行く
残念なことに、ヴェルサイユはトイレの数がとても少ないのです。特に女子トイレには長い行列ができていることが多々あります。敷地内のレストランやカフェに入ったり、トイレを見かけたらすかさず行っておくと、後で困りませんよ。

Reine / Galerie des Glaces / Chapelle
Trianon / Petit Trianon)
Maison de la Reine)
/ Appartements de Mesdames
公開再開)
Royal
①のみ:1時間~1時間30分程度
①+②:2時間~2時間30分程度
①+②+③:3時間30分~4時間程度
①+②+③+④:5時間~5時間30分程度
④:皇太子の居室、奥方の居室、どちらもじっくり見なければ各30分程度(省略してもOK)
⑤:じっくり見なければ15分程度(省略してもOK)
時間が全然なければ①と②をざっと見学しましょう。ヴェルサイユの雰囲気は十分に伝わります。もしも時間に余裕がある場合、カイエ・ド・パリのおすすめは、やはり①~④のすべてか、少なくとも①~③を見学すること。マリー・アントワネットの離宮には、宮殿の豪華さとはまた異なるゆったりとした空気が流れており、このすべてを見学して初めてヴェルサイユの全体像がつかめるのです。ただし、①~④を見学する場合、途中で食事したり休憩したりしてほぼ丸一日かかると考えましょう。




ヴェルサイユ宮殿に来て、これを見なかったら意味がない!それが「王と王妃の大居室」、18億円をかけた修復工事が終わったばかりの「鏡の回廊」、そして「礼拝堂」。あふれんばかりの見学者でごった返していますが、オーディオガイドの説明に耳を傾け、17世紀の宮廷の様子を想像しながら見て回りましょう。







宮殿から歩いて25分ほどの場所にある大トリアノン(グラン・トリアノン)は、バラ色の大理石でできた柱が特徴的な優雅な建物。おもにルイ14世、15世が使った離宮で、当時の調度品で美しく整えられた部屋たちは見ごたえ十分です。




大トリアノンからさらに歩いて10分ほどの場所に、小トリアノン(プチ・トリアノン)があります。これこそが、マリー・アントワネットが心の安らぎを見出した「マリー・アントワネットの離宮」と呼ばれる場所のスタート地点です。
年10月には修復工事が終わり、小トリアノンのこれまで見学できなかった部分も公開されるようになりました。なお、個人見学は1、2階部分のみ。有料のガイド付き(14.80ユーロ)なら全館を見学できます。
小トリアノンの周囲には、演劇好きだったマリー・アントワネットが役者としても舞台に上がった「王妃の劇場」、フランス式庭園、礼拝堂、フランス式あずま屋、見晴らし台、洞窟、愛の殿堂などマリー・アントワネットゆかりのモニュメントが並びます。








小トリアノンからさらに歩いて15~20分ほどの場所にある王妃の家や農場は、敷地内で宮殿から最も遠い場所のひとつですが、時間があればぜひ行ってみてほしいところです。宮殿のきらびやかな雰囲気とは対照的に、ひなびた田舎風の建物が並び、豚や牛、ニワトリ、ロバが実際に飼われている農場からは家畜の動物たちの匂いが漂ってきます。贅沢を好んだというマリー・アントワネットが、この場所をとても気に入っていた、というのがちょっと信じられないくらいですが、宮廷社会の窮屈さに辟易した彼女にとっては、楽園のような場所だったのかもしれません。彼女の許可がなければ、たとえ王である夫でさえも、ここに来ることは許されなかったといいます。






→1枚のチケットで宮殿-グラン・トリアノン-プチ・トリアノンの間を自由に乗り降りできるミニ電車。かなりゆっくりのスピードではありますが、一番遠いプチ・トリアノンまで15分ほどで行けるので便利。
大人6.5ユーロ、11~18歳5ユーロ、10歳以下無料
3月~10月は10~20分間隔、11月~2月は30分間隔で発車
詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

ヴェルサイユの敷地内にはカフェやレストランのほか、サンドイッチやクレープ、アイスクリームの買えるスタンドが点在しています。特に、庭園と大運河の境目、ミニ電車の停留所「Grand
Canal」にはさまざまなお店が集中しているうえ、買ったサンドイッチをのんびり食べられる芝生もあるので便利です。

ゆっくり座って食べたいという人にお薦めなのが、Grand CanaleにあるLa
Flottile(ラ・フロッティーレ)。なんと1896年創業というこのお店、入って左側がカフェで右側がレストランになっています。レストランは3品コースで26ユーロ。もう少しリーズナブルに食べたければ、カフェへ。サラダやピザが10ユーロ程度で食べられます。朝8時からノンストップで営業しているのも魅力。昼食時は混雑を避けて早めに行きましょう。

11月2日~3月31日 9:00~17:30(入場は17:00まで)
→臨時休館日
最新情報(英語)
11月2日~3月31日 12:00~17:30(入場は17:00まで)
▪
小トリアノンの礼拝堂▪ パヴィヨン・フランセ▪ 王妃の劇場
▪ ベルヴェデーレ▪ 愛の殿堂▪ 洞窟▪ イギリス式庭園▪ 乳製品調理室
▪ 王妃の村里▪ 農場
は12:00~18:00
→臨時休館日
最新情報(英語)
(英語)

個人は1、2階部分のみ。
全館見学したい場合は有料ガイド付き(14.80ユーロ)を選んでください。
、11月~12月の第一日曜日は①③⑤⑥が無料
行列を避けるため、事前にオンライン予約できるようになりました。オンライン予約サイトには日本語バージョンもあります。ぜひ活用してください。→ヴェルサイユ宮殿オンライン予約ページ
→入場料の詳細は公式サイトをチェック

パスポート、宮殿入場券、マリー・アントワネットの離宮入場券は事前にFnacでも購入が可能です。
パリ市内Fnac各店舗の地図:
モンパルナス/シャンゼリゼ/サン・ラザール
パリ・ミュージアム・パスの提示で①~⑥すべての見学が可能です。ただし、季節によって公開されていない場所もありますのでご注意ください。

RER C線Versailles-Rive Gauche行きの終点Versailles-Rive
Gauche駅で下車。徒歩5分。→年7月18日までの時刻表(PDF)
●その2
国鉄サン・ラザール駅からVersailles-Rive Droite行きの終点Versailles-Rive
Droite駅で下車。徒歩15分。→年12月11日までの月~土時刻表(PDF)/日祝時刻表(PDF)
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