第4回目は、年末にオープンしたパリ近郊にある現代美術館。
(-06-17)
MAC/VALは、パリの南東にあたるヴァル・ドゥ・マルヌ県に、年11月にオープンしたパリ郊外初の現代美術館。正式名称のMusee
d’art cotemporain du
Val-de-Marne(ヴァル・ドゥ・マルヌ現代美術館)から頭文字をとってMAC/VAL(マック・ヴァル)という愛称
のような名前で呼ばれています。郊外とはいえパリの中心から電車とバスを乗り継いで40分程度で到着するので、それほど遠いという印象はありません。市内の有名美術館はすべて網羅してしまった、という人にはおすすめのスポットです。
20,000㎡の広々とした敷地内に、シャープなデザインの建物がそびえ、館内には常設展・特設展の他、映画館、資料室、レストラン、本屋が揃います。そして美術館の裏
手にはジル・ヴェクスラールが造園を手がけた小さいながらも心地良い庭が広がります。1950年代から現在のアーティストの作品を集め、絵画、造形芸術、短編映画、インスタレーションといったバラエティに富んだ展示
内容になっています。前衛的過ぎて意味が分からない!といった作品が少なく、眺めているだけで楽しめるので日曜日
の午後をゆったり過ごすのにぴったりの場所でしょう。
毎月多くのイベントも催されるので、事前に公式サイトでチェックしておくと更に楽しめますよ。
現代美術館らしいシンプルな建物の中には、展示スペースの他にも楽しめる場所がいろいろ。まず、正面玄関を入ると広々とした
空間にチケットを売るカウンターがあります。このチケット、それぞれデザインが異なるのがちょっぴりうれしい。旅の思い出にアルバムに貼って
、大切に取って置きたくなりますよね。エントランススペースの奥には庭へ続く出口が。ベンチもあるので、天気の良い日は本を片手にぼんやり過ごすのも気持ち良さそう。
エントランスの右手にある本屋は、マレ地区にも店舗を持つBookstorming。アート関連の書籍を扱う店として有名です。装丁も芸術的な面白い本が並びます。また、ポストカードやキーホルダー、その他ワイングラスなど、アーティストが関わった雑貨もいくつか置いてあるので、面白いおみやげが見つかるかも。
そして、本屋を通り過ぎて更に奥に進めば、トークショーや上映会を催す映画館スペースと資料室(図書館)があります。更にその奥、突き当りにはレストラン、ル・トランスヴェルサルが。コンセプチュアル・アートのキュイジーヌ、とでも呼びたいその料理は、美術館の話題作りに一役買っています。美術館は12時に開館するので、まずはレストランで腹ごしらえしてから、午後ゆっくり鑑賞するのが良いでしょう。
MAC/VAL ヴァル・ドゥ・マルヌ現代美術館
Musee d’art contemporain du Val-de-Marne
Place de la Liberation
94404 Vitry-sur-Seine
Tel.:01 43 91 64 20
開館:12:00~19:00(木は21:00まで)
休館:月、1月1日、5月1日、12月25日
料金:大人4€、割引2€(17歳以下、10人以上の団体他)
MAC/VAL 公式サイト
●レストラン Le Transversal
カイエでの紹介記事
ル・トランスヴェルサルの公式サイト
営:火・水・日10:00~19:00、木~土10:00~24:00
●Bookstorming
Bookstormingの公式サイト
営:12:00~19:00(木は21:00まで)
●その1
メトロ7番線のVillejuif Louis Aragon行きの終点Villejuif
Louis Aragon駅で下車。そこからバス172番または180番に乗り4番目のMoulin
de Saquet Pelletan停留所で下車。
●その2
メトロ7番線のMairie d’Ivry方面行きに乗りPorte
de Choisy駅で下車。そこからバス183番のOrly Terminal
Sud方面に乗り、9番目のMoulin de Saquet Pelletan停留所で下車。
●注意
メトロ7番線は二股に分かれ終点がVillejuif Louis AragonとMairie
d’Ivryの2種類ありますので、乗る際にどちら行きか確認しましょう。
バスを降りると、Liberation広場にある大きな塔のオブジェ(ジャン・デュビュッフェ作)が見えますので、それを目指して歩くと、目の前にMAC/VAL美術館があります。
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