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パリ1年目日記:その5、夜は静かに
パリで暮らし始めてもうすぐ1年、という時のこと。アパートの生活にも慣れ、ご近所さんの顔もなんとなく分かって「ボンジュール」と挨拶を交わしたり、パン屋さんと顔なじみになったりと、日常をスムーズに過ごせるようになり、ふとあることに気づきました。
それは、意外なことにフランス人の生活は静かだ、ということです。昼間や外のことではなく、アパート内に限ってですが・・・。日本にいた時は、フランス人は夜は遅くまで賑やかで皆でわいわいと騒いでいる、という勝手なイメージを抱いていたのですが、実際こちらで生活してみると、夜10時には静かになり、みんな居ないのかな、というくらい物音1つしない時も。朝は早くから行動しだし、夕方にバタバタと帰ってきて、夜は早く寝てしまうようです。
もちろんパリの中心は夜でも賑やか。住む場所にも寄りますが、ホームステイの時や、友達の家に遊びに行った時も、「夜は静か」という点はだいたい同じでした。日曜の夜は、ますます静か。帰りが遅くなってしまうと(と言っても夜の10時半頃)、あまり人にすれ違わないほど人が少なくなってしまいます。皆、月曜から始まる仕事に備えているのかと思うくらい、シーンと静まり返ったアパートはなんとも不思議。ただ金、土曜の夜は派手に遊ぶようで、ボリューム最大で音楽をかけ、騒いでいるのをよく見かけます。
アパート内にも「今日○○でパーティーをやります。うるさくなりますがご了承を」というような張り紙が貼られ、多少の騒音は見逃されます。この時ばかりは、平日の静けさが嘘のような騒ぎ。隣でパーティーがある時は、静かに過ごすのをあきらめなければいけません。とはいえ、深夜過ぎにはきちんと静かになり、夜通し騒ぐ、ということはあまりない様子。フランスでは騒音に対して厳しい法規制&暗黙のルールがあり、また日曜は休息日、という宗教上の習慣も関係しているのか、大都市パリでも静かな夜に、最初びっくりしてしまいました。
また、古いアパートが多いので、シャワーやトイレなど水の流れる音が響きやすいなど、日本ではそれほど気にしなかったところで意外な騒音が出るのも知りました。日本では夜型だった私も、今では早めにシャワーを浴びるなど、徐々にフランスの生活リズムで過ごすようになりました。待ち合わせ時間にはゆるーいフランスタイムも板に付き、すっかりパリの生活を満喫しています!(-08-02)
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