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パリ1年目日記:その1、一番大切・一番大変Part2 Part1はこちらから
他の書類も揃い、ようやく銀行口座を開設できたときには3週間ほど経っていました。そして、滞在許可の申請をしようと、そろえた書類を持って申請事務所行くと、すごい行列が。なんと申請するには予約が必要で、その予約を取るためにみんな並んでいるのです。私の場合、通っていた学校に申請事務所があり、その事務所で申請をする必要がありました。メールや電話での予約は一切受け付けていなく、覚悟を決めて並ぶしかありません。あまりにも列が長いときには自分の順番が来る前に窓口が閉まってしまうこともあり、予約を取るのにまた数日。やっと取れた申請の日も1ヶ月先でした。(場所によって異なりますが、普通は警察署や県庁などで申請をし、予約はインターネットで前もって手配できるため、並ぶことはないようです)
ようやく書類を持って申請事務所へ向かうと、ものすごい早口のフランス語で「次は○○を持ってきなさい。じゃあ、○日の○時にね。」の一言で帰されそうになります。「おぉっと、ここで帰ったら何を持ってくるのかも何日なのかも何も分からない!」と、あわてて食い下がり、持ってくる書類について具体的に何が必要なのか、きちんと内容を確認。すべて自分から求めないと何度も行き来することになってしまいます。こういったやり取りをすること数回。最初は迫力に負けそうになり、苦笑いしか出来ませんでしたが、後半には早口のフランス語の合間に鼻歌が混じっていたことがわかり、事務所に行くのも憂鬱ではなくなりました。最終段階の「健康診断」の案内が届いたときにはすでに5ヶ月が過ぎていました。指定日時にメディカルセンターヘ行き、服も靴もコートも着たまま体重と身長を測り、ついに滞在許可を受け取れると思ったら、今度は1ヶ月後に来るように、とのこと。さすがにもう驚くこともなく、素直に1ヶ月後に受け取りに行きました。
こうして半年がかりでようやく滞在許可を手にしました。取得するのに3~6ヶ月、と聞いていましたが、まさか最長の6ヶ月になってしまうとは。でも延長申請をせずに1年分の滞在許可をもらうことが出来ました。申請事務所のマダムの迫力に慣れるまでは本当に大変でしたが、おかげでちょっとしたことには動揺しないで冷静に対応できるようになり、鼻歌には鼻歌で返せるようにもなりました。もう一度、同じことをやりなさいと言われたら別ですが・・・。
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