
パリ旅行に欠かせないアイテムは数々あれど、中でもいちばん心強い味方になってくれるのが、このポケットサイズのパリの地図。カイエのプレゼントでもおなじみの人気者です。行きたいお店やレストラン、美術館の情報を出発前にばっちり調べたつもりでいても、いざその場になるとウロウロ迷ってしまった、なんてこと
がよくあります。
そんな時、かばんにこの携帯用地図が入っていれば安心です。通りの名前をチェックして、今いる自分の場所を確認。最寄りのメトロがどこなのかも分かるので、迷子になって途方に暮れる心配はありません。
それでは、Plan de Parisの使い方をカイエが徹底的に解説します。表紙に書かれた「L’INDISPENSABLE=必要不可欠」の文字は単なる宣伝文句ではありませんよ!(-09-30)
まずは、通りの名前が記載されているリストの見方から。パリ20区のすべての通りがABC順に記載されています。

Rue de l’」を例に挙げると・・・
●6区のページ、L17
●Rue de l’Echaude 18番地とRue
Bonaparte 37番地を結ぶ通り
●最寄りメトロはSt-Germain-des-Pres駅
ということになります。
から通りの名前を探す
原則その1
「Rue,
Avenue,
Boulevard, Place,
Cours, Square…」など、通りを意味する言葉は外して探す!

通りを意味するフランス語、「Rue」はまず外しましょう。そうしないと、Rue…という名ばかりで、Rのページが大変な量になってしまいますから、これは大原則です。
他にも、AvenueやBoulevard(大通り)、Place(広場)、Passage(パッサージュ/アーケード)、Square(公園)といった単語が必ず頭についていますので、それを外して探しましょう。
例】Rue Abelを探す場合は、AbelのA欄へ。Rue Bonaparteを探す場合は、BonaparteのB欄へ!
原則その2
「Avenue
de…, Place
du…,
Rue de la…,
Rue de l’…, Rue d’…」などの冠詞も外して探す!
RueやAvenueを外して安心してはいけません。次は「de,
des, du, de la」といった冠詞も除外しましょう。英語の「Of」や「The」に値する言葉で、パリの通りにはこれが付いた名前がかなりたくさんありますので要注意。
上の図でも分かるとおり、Rue
d’…といったアポストロフが付いた見分けにくいパターンもありますが、d’またはl‘の時は基本的に外すというのが原則です。
例】Avenue
des Champs-Elysees(シャンゼリゼ大通り)を探す場合は、
Avenue desを外してChamps-ElyseesのC欄へ!
Place de l’Opera(オペラ座広場)を探す場合は、Place
de l’を外して、 OperaのO欄へ!
原則その3
人の名前が付いた通りは苗字で探す!

この地図を使う上でいちばんのクセモノが、人名のついた通り。この場合、ファーストネーム(名前)ではなく、最後にくる苗字で探します。
かつてのフランス大統領、シャルル・ド・ゴールの名の付いた広場、Place
de Charles de
Gaulleを探すとき、思わずCharlesのC欄を見てしまいがちですが、これはGaulleのG欄を探すのが正解。もちろん、苗字の間にある「de」も外してしまいます。他にも、アメリカの大統領、フランクリン・D・ルーズヴェルトの名が付いたAvenue
de Franklin
D. RooseveltはRooseveltのR欄を見ましょう。また、DrやGeneralといった役職も外します。
例】Allee Maria
Callasを探す場合は、苗字のCallasのC欄へ(左図)。
原則その4
例外もあるので、くじけずトライする!


上で紹介した原則はあくまでも原則・・・例外もあるのです。例えば、「Le」や「La」といった冠詞を外して書かれている通りがほとんどですが、Boulevard
de La Tour-Maubourgはなんと「La
Tour-Maubourg
Bd. de」という風に、L欄にカテゴリーされています。
他にも、Bd Saint GermainやRue
des Saints PeresといったSaintの付いた通りはSaintを外さずに、そのままS欄にリストアップされていますし、高級ブランドの立ち並ぶRue
du Faubourg Saint-Honoreは、SaintのS欄ではなく、FaubourgのF欄にあります(しかも、Fbgという風に略してある)。
結局のところ、最大のコツは単語を区切ってひとつずつ見ていくこと。ひとつめの単語でみつからなければ、ふたつめ、みっつめの頭文字を探しましょう。
原則その5
通りの種類が何かを必ずチェックする!

通りの名前が見つかったからといって、
これまた安心してはいけません。まったく同じ名前でも、その頭に付く通りの種類が違う場合が多々あります。
写真の例ですと、Abbessesだけで3つあります。
Abbesses
Passage des
Abbesses
Place des
Abbesses Rue
des
Passageはアーケード、Placeは広場、Rueは通り。
目的地の名前を再度確認して正しい場所を見つけるのが肝心です。「アベス」という名前だけ覚えていて、RueなのかPlaceなのかを忘れてしまうと、まったく別のところにたどり着いてしまった・・・ということになりかねません。名前のあとに書かれた部分もしっかりチェックしましょう。
リストで通りの名前を見つけたら、次は地図上でその通りを探します。地図の見方は全世界共通。リストに書かれた縦軸と横軸のアルファベットと数字をたどれば、お目当ての通りが見つかります。
Kellerを探しましょう。

まずはRueを外してKellerのK欄を見ます。
Keller
Rueを見つけたら、いちばん左の列に書かれた数字=地区の番号をチェック。「11区」にあることが分かります。
そして、2番目の列にある「K23-L23」を覚えておいて、11区のページへGo!

地図の左上と右上に地区の番号が書かれいています。今回は「11」と書かれたページを探します。
11区のように、大きな地区の場合、地図が2ページに渡ることがありますので、
縦軸・横軸のアルファベットや数字が見つからない時は、次のページをめくってみましょう。
(黄色で地区の上下半分が標示されています)

Kellerがあるはず!

Kellerを発見。最寄りのメトロはMマークのあるBastille駅ということも分かりました。

ただ、とても長い通りの場合は、目的地に近い番地を探して、最寄りのメトロで降りるのが得策です。
いろいろ使えるパリの地図
郵便局、教会、市役所、バトービュスの乗り場、マルシェ、ガソリンスタンド、駐車場などなど、すべて載っています。


手紙を出せるので便利です。
十字架は教会の印。


1冊にすべて載っているスグレモノ。
購入場所と金額
旅行者には、パリ20区だけが載った薄いブルーの表紙の方が、軽くて薄くて、その上安いのでおすすめです。
さぁ、この地図を片手に、パリの街を闊歩しましょう!
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